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1. ワレンと三一小学校・三一神学校
名称変更から見る桃山学院と
プール学院のあゆみ
桃山学院とプール学院は、英国聖公会系(CMS設置)の学校として、誕生時からかかわりが深い。
2.プール学院
ミス・オクスラドとワレンの息子たち
メアリー・ジェイン・オクスラドは、英国の東洋女子教育協会(FES)から派遣された。1877(明治10)年、ワレンの子どもたちの
家庭教師として来阪し、居留地4番に居を構えた。
『写真でみるプール学院の110年』(学校法人プール学院、1990)
より
3.川口居留地
錦絵「川口居留地」
2代目長谷川貞信画。『上方』99号(上方郷土研究会、1939)の表紙絵。ガス燈や自転車、立ち並ぶ洋館など、外国人居留地らしさを伝えている。
4. 高等英学校
高等英学校設立広告(『大阪毎日新聞』1890.1.14)
三一小学校は初等教育、三一神学校はのちに専門学校令による
認可を受けるレベルの教育を施していたため、三一小学校の卒業生を三一神学校にそのまま送り出せないという事実が、CMSジャパン・ミッションとワレンの懸案であった。そこで、この二つの学校を
「繋ぐ」学校、高等英学校の設立が計画された。1890(明治23)年1月、仮校舎で高等英学校の授業が開始される。
5.私立桃山中学校
府下の私立学校(『大阪朝日新聞』1899.8.3)
1899(明治32)年に施行された私立学校令にもとづく大阪府下の
学校のうち、外国人が設立・経営する学校を紹介している。高等英学校は1895年に「桃山学院」と改称(高等英学校だと所在地がわかりにくいため広告等で「大阪桃山高等英学校」と名乗ることがあり、「桃山」の地名を正式名とした)ののち、翌1896年に「桃山学校」と再度改称した。
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